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July 09, 2005
第133回芥川賞・直木賞候補作発表
文藝春秋のサイトで第133回の芥川賞・直木賞候補作が発表されています(選考会は14日)。
芥川賞のほうは、
伊藤たかみ 「無花果カレーライス」(文藝)
楠見朋彦 「小鳥の母」(文學界)
栗田有起 「マルコの夢」(すばる)
中島たい子 「この人と結婚するかも」(すばる)
中村文則 「土の中の子供」(新潮)
樋ロ直哉 「さよなら アメリ力」(群像)
松井雪子 「恋蜘蛛」(文學界)
直木賞のほうは、
絲山秋子 「逃亡くそたわけ」(中央公論新杜)
恩田 陸 「ユージニア」(角川書店)
朱川湊人 「花まんま」(文藝春秋)
古川日出男 「べルカ、吠えないのか?」(文藝春秋)
三浦しをん 「むかしのはなし」(幻冬舎)
三崎亜記 「となり町戦争」(集英社)
森 絵都 「いつかパラソルの下で」(角川書店)
ということだそうで。
例によって芥川賞のほうは見当がつきませんが、『オテル モル』がよかったので栗田有起に一票。これで三回目の候補だし。
今回は直木賞のほうもよくわからない。恩田陸に取らせるのが妥当なんだろうなあ(『ユージニア』まだ読めずにいます。『蒲公英草紙』はすごくよかった、感想まだ書いてないけど)。でも白犬の評価が高い『逃亡くそたわけ』も強いかも。
『となり町戦争』が候補になったのにはびっくり。過大評価されてるような気がしてならんのだが。
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posted by Kuro : 16:21
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