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July 16, 2007

内田春菊『作家は編集者と寝るべきか』●○

 2007.2.1初版。〈Web草思〉の連載を加筆修正。
 あいかわらず刺激的なタイトルですが、中身はごく真っ当な(? というよりありきたりな)創作作法。〈創作現場の裏側、全部見せます。〉などと帯にはあるが、たいした内容ではない。愚痴が三分の一、手芸話が三分の一、創作話が三分の一、といったところか。全ページ二色刷で豪勢なことです。
 んで、読み終えても、なにか印象に残るかというと……ええと、継続は力なり(それが恨み辛みであっても)、ということでしょうか。

★★(2007.4.5 黒犬)


〈Web草思〉連載「触媒に愛を――こう見えても作法アリ」(2005年6月30日〜2006年9月14日)に加筆訂正。著者の書き下ろしイラスト入り。
 内田春菊の創作論である。なんとも扇情的なタイトル&カバーイラストであるが、ページを繰ってみると、けっこうまじめに“人称”の話とかしている。ま、それにしたってファン向けであることにかわりはない。

★☆(2006.6.17 白犬))

草思社 1200円 978-4-7942-1557-4


posted by Kuro : 13:28

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