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July 06, 2007
山本幸久『美晴さんランナウェイ』●
2007.4.30初版。初出「小説すばる」2005年10月号から2006年12月号まで隔月掲載。
女子中学生であるところの主人公の家に同居している27歳の叔母美晴さん。美人なのだけれども破天荒、実母の葬式はぶっちぎり、お見合いも蹴っ飛ばす。トラブルメーカーの彼女が引き起こす、笑いと涙のホームドラマ小説、という感じですか。
軽く、すいすい読める。
ただ、あんまり印象に残らないんだよなあ。なんでだろう。展開がありきたり、なのかな。時代は伏せられているが80年代前半あたりか(音楽はカセットテープで聴き、ウォークマンは発売されている頃。初代のウォークマンが出たのが79年)。これもなんでわざわざ伏せているのか意図がよくわからないし。
でもまあドタバタとにぎやかな小説なのでテレビドラマになりそうです。個人的には菅野美穂主演でお願いしたい。世宇子(このあたりのネーミングセンスがついていけない)は「セクシーボイスアンドロボ」の二湖ちゃんで。どうでしょうテレビの人。
★★☆(2007.6.25 黒犬)
集英社 1500円 978-4-08-774859-8
posted by Kuro : 21:06
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» 「美晴さんランナウェイ」山本幸久 from ナナメモ
美晴さんランナウェイ
山本 幸久
27歳の独身、定職はなく幕間堂という古本屋の店番で日々を過ごす不思議な
叔母さん、美晴さん。その姪にあたる中学生... [Read more...]
トラックバック時刻: July 7, 2007 08:47 PM
» 美晴さんランナウェイ 山本幸久 from おいしい本箱Diary
山本さんの温かさが、じんわりとにじむ作品でした。
体温のぬくもり。誰かと一緒に膝かかえて坐ってるときに、伝わってくる体温。
がっつり抱きしめあうんじゃなくて... [Read more...]
トラックバック時刻: July 9, 2007 01:38 AM
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