« 斎藤美奈子『それってどうなの主義』○● | Blog Top | 『文藝春秋』2007年5月号○ »
April 20, 2007
『新潮45』2007年4月号(創刊25周年 300号記念特大号)○
【おもしろかった記事(特集)】
- 総力特集〈昭和&平成〉芸能界13の「黒い履歴書」
- 昭和48年 吉田拓郎を抹殺しかけた女子大生暴行狂言
- 昭和48年 吉永小百合と15歳年上テレビマンの結婚狂騒曲
- 昭和60年 ダン池田「暴露本」の問題内容
- 平成2年 「もうパンツははかない」勝新太郎麻薬事件
- 平成6年 田原俊彦「BIG発言」の代償
- 平成10年 X JAPAN hideの首吊り自殺
- 平成11年 叔父が犯人だった安室奈美恵母親惨殺
- 殺人事件二大ドキュメント
- 悪魔の子“フカミソル”猟奇殺人事件
- 「究極のマザコン」阪大生母親殺し
- 特別企画 セックスという教養
- 60過ぎてもフーゾク嬢
【おもしろかった記事(単発)】
- 下川裕治/60歳からの別居術
- 篠田達明/大河ドラマではわからない武田信玄病死ミステリー
- 浜田和幸/バラク・オバマ 黒人大統領への道
【おもしろかった連載】
- 新連載 高山文彦/虹の部族「歌姫と孤児たちの戦後史」
- 新連載 野坂昭如/だまし庵日記
- 10の眼 岩切徹/テレビ「キムタクと二宮和也」
- 中島義道/哲学者というならず者がいる「哲学と心の病」
- 関川夏央/家族の昭和「妻たちの一九八五年」
【ナイスな特大付録】
- 永久保存版「事件の歩き方」
- 悪女25人の肖像 福田和子からセレブ妻・歌織まで
- イラストで読む拘置所の一日・刑務所の24時間
【すてきなグラビア】
- 私の時の時 vol.37/俳優 松田龍平(故松田優作の息子)
- 豊高隆三の航空写真/被写体に恋して「桜飛行」
【相変わらず最後まで読めない記事】
- 江原啓之「スピリチュアル世相診断」教育と教養
【ツマランクダラン】
- 中村うさぎ/なぜ女はお金で男を買うとせつないのだろう
【心に残った一文】
- 王監督、笑福亭仁鶴など、ある年代以上になるとエラの張った人が多い。(中略)高度成長期になって食い物が軟らかくなり、エラの張りは日本人の顔からいっせいに引いていく。思うに1960年代をさかいに骨相学的な断絶があったのではないだろうか。(岩切徹/テレビ「キムタクと二宮和也」より)
- やはりひきこもっている息子についての相談である。「どうしたら彼に生きがいを見つけてやれるでしょう?」という質問であった。私は「生きがいなんかみな嘘っぱちです! 人生は凄まじい修羅場ですし、そのあげく、どうせ死んでしまうんですから!」と思わず叫んでいたが、こういう父親にこそ、言いたいことが山のようにある。(中島義道/哲学者というならず者がいる「哲学と心の病」より)
- おばあちゃんは、母親より優しい。したいことをさせてくれるし、文句も言わない。熟々女ファンによると「元気なときは若い女と遊びたいと思うけど、疲れると老女と戯れたくなる」のだそうだ。流行りの言葉で言えば、おばあさんは「癒し系」だ。(セックスという教養「60過ぎてもフーゾク嬢」より)
(2007.4.20 白犬)
※この記事はトラックバックをうけつけておりません。あしからずご了承ください。
気が向いたらクリックを : 人気blogランキング
posted by Kuro : 23:29
comments
コメントをどうぞ。