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March 02, 2007
『文藝春秋』2007年3月特別号○
【おもしろかった記事】
- 巻頭コラム 国谷裕子/カーリーの選択
- 巻頭コラム 鴨下信一/人の話を聞かない症候群
- 岩井克己&福田和也「天皇家の亀裂 雅子妃の孤独」
- 「いきいき95歳」日野原先生密着記
- 瀬戸内寂聴「人生の幸福とは――私の文筆家半世紀」
- 初公開 金正男「七通のメール」
- 日経「私の履歴書」名言録
- 第136回芥川賞発表 受賞作/青山七恵『ひとり日和』
- 特別鼎談「我らが青春の芥川賞を語ろう」 石原慎太郎×村上龍×綿矢りさ
- 芥川賞10大事件の真相「太宰治から最年少W受賞まで」
【おもしろかった連載】
- カラーグラビア「小さな大物」237/桂歌丸
- 柳田邦男/新・がん50人の勇気「真快和尚から米原真理まで」
- 坪内祐三/人声天語46「いわゆる納豆ダイエット問題について」
- 岩崎元郎/悠々山歩き9「トイレ」
【なんだかなあ】
- 寿命百五十歳時代がくる アンチエイジングの驚くべき実態
【カワイイ!】
- グラビア「ペットと私」3/作家・高橋三千綱&ブル太郎
【これが食いたい!】
- カラーグラビア「わが街・私の味」51/石田衣良 渋谷区松濤のポルトガル料理店「マヌエル」のタコのリゾット
【心に残った言葉】
- (自著『太陽の季節』について)あれは言いたいことじゃなくて、自分のやりたいことだな。(特別鼎談「我らが青春の芥川賞を語ろう」石原慎太郎の談話より)
- エロ作家、子宮作家のレッテルを貼られ、余りの匿名批評の下品さに肚に据えかねた私は、「あんな下らないことをいう批評家はインポテンツで女房は不感症なのであろう」と書いたから、いっそう総スカンになって、それ以来五年間、純文学雑誌から閉め出されてしまった。文壇こぞっての「いじめ」に遭わされたのである。(瀬戸内寂聴「人生の幸福とは――私の文筆家半世紀」より)
- 大人の域に一歩踏み出す手前のエアポケットのような日々が淡々と描かれ……いや淡々としすぎて、思わず縁側でお茶を飲みながらそのまま寝てしまいそう……日常に疲れた殿方におすすめ。私には、いささか退屈。(芥川賞受賞作『ひとり日和』についての山田詠美の選評より)
- 大はとにかく頑張って持ち帰るようにしてもらいたい。(岩崎元郎/悠々山歩き9「トイレ」より)
(2007.3.2 白犬)
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posted by Kuro : 23:39
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