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August 03, 2006

白洲次郎『プリンシプルのない日本』○

 白洲次郎自身が書いたものをまとめた本。大部分が1951年からの約5年間に発表されたもので、当然のことながら「いまさら感」あふれる内容。年寄り向き。
 ていうかさ。「日本人の本質をズバリと突く痛快な叱責の数々」と帯にあるが、ほんと、日本人って叱られるの好きね。むかしから日本通の外国人とか、国際結婚をしたおばさんだとかが各方面からありがたい説教をしてくださっているが、白洲次郎もポジション的には似たようなものであろう。

★★★☆(2006.7.17 白犬)

新潮社/新潮文庫 476円 4-10-128871-2

posted by Kuro : 00:10

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comments

TBありがとうございました。
「風の男 白州次郎」を読めたらTBいたします。

投稿者 bibliophage : August 4, 2006 08:03 AM

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