小林信彦(こばやし・のぶひこ)


【長篇】
結婚恐怖

【短篇集】

【エッセイ・NF】
にっちもさっちも 人生は五十一から(5)
物情騒然 人生は五十一から(4)
出会いがしらのハッピー・デイズ 人生は五十一から(3)
最良の日、最悪の日 人生は五十一から(2)
人生は五十一から
コラムの逆襲 ―エンタテインメント時評 1999〜2002―
コラムは誘う ―エンタテインメント時評 1995〜98―
コラムの冒険 ―エンタテインメント時評 1992〜95―
テレビの黄金時代
昭和の東京、平成の東京
日本人は笑わない
2001年映画の旅 ぼくが選んだ20世紀洋画・邦画ベスト200
天才伝説 横山やすし
おかしな男 渥美清
読書中毒 ブックレシピ61
喜劇人に花束を



にっちもさっちも 人生は五十一から(5)  4-16-359630-5
文藝春秋 1476円


 2003.4.25初版。「週刊文春」の人気コラム「人生は五十一から」2002.1.17〜12.26号。単行本化第5弾。今回は「インフレ」について書かれた回をとくに興味深く読んだ。
▽既刊リスト
『人生は五十一から』/文春文庫
『最良の日、最悪の日』/文春文庫
『出会いがしらのハッピー・デイズ』/文藝春秋
『物情騒然』/文藝春秋

★★★★(2003.5.5 白犬)


物情騒然 人生は五十一から(4)  4-16-358370-X
文藝春秋 1429円


 2002.4.15初版。『人生は五十一から』『最良の日、最悪の日』『出会いがしらのハッピー・デイズ』に続く週刊文春連載エッセイ第4集。もう4集なんですね。雑誌連載でも、こうしてまとめて読んでも面白い。今回は01.3.22の「肉ジャガ」から引く。

 日本人は限りなく莫迦になりつつあると思うが、指導者もさることながら、テレビがいけないのです。(中略)料理関係で、ずいぶん前から気になっていたことがある。〈肉ジャガ〉である。女性アナウンサーが、「肉ジャガはお袋の味ですから」と、何もためらいもなく言う。(中略)女性誌などをめくっていると、肉ジャガを作れるかどうかが〈女の価値を決める〉みたいない記事がある。男性誌ではグラビアアイドルが「私だって肉ジャガぐらい作れます」とにっこりしている。いつから、肉ジャガはそんなに偉くなったのか?(「肉ジャガは、本当にお袋の味か?」p59-60)

 この話は、肉ジャガごときを「お袋の味」にしてしまったのはテレビで、「お袋の味」は、もはやフィクションでしかないと続く。うんうん、わたしもいまどき肉ジャガ肉ジャガいう男を見るとバカじゃねえのかと思う。
「肉ジャガ」に関しては、著者がいうよにテレビもわるいが、その前に居酒屋ブームがあるだろう。「つぼ八」や「村さ来」のたぐいだ。ああいうビンボたらしいところで飲み食いしている男が「いいねえ肉ジャガ、お袋の味」というのを小耳にはさんだバカ女が、「こんどあたしが作ってあげる」という流れが容易に想像できる。わかりやすすぎてつまらないねえ。

★★★★(2002.4.23 白犬)


出会いがしらのハッピー・デイズ 人生は五十一から(3)  4-16-357490-5
文藝春秋 1429円


 2001.6.15初版。「週刊文春」連載の『人生は五十一から』をまとめたエッセイ集も、これで三冊目。ほとんど雑誌掲載時に読んでいるから新鮮味はないけど、おなじみな偏屈じいさんの繰り言、って感じで、よし(笑)。

★★★(2001.7.4 黒犬)


「週刊文春」連載「人生は五十一から」2000.1.21〜12.28。
 「あとがき」(p241)に、“ごく大ざっぱにいって、この本には以下がつまっていると思われます。”とある。
 a さびしく、つまらなくなってゆく東京への悲しみ
 b 追悼文をふくむ〈死〉のこと
 c 東京を破壊し、中高年を経済的に破滅させようとする〈政治〉への怒り、恐怖
 d 映画、テレビ、ラジオの旬のものへの目配り
 以下、「d 映画、テレビ、ラジオの旬のものへの目配り」と思われる項より。

 今日はこんなところです――TBSの「ニュース23」という番組の最後で、筑紫哲也キャスターが口にする決めの台詞。
 正直なところ、このキャスターの名前は活字にしたくないのだが、まだ、いるから仕方がない。それにしても、
「今日はこんなところです」
 って、おまえは魚屋か。
 昔は、魚屋が経木に書いたその日の品を一軒一軒見せて歩いて、「本日は、こんなところです」と言ったものだ。ドコモ疑惑も、残酷な殺人も、警察の驚くべき不祥事も、そんなとことなのか。
(「現代〈恥語〉ノート6」p55)

 まとめて読んだほうが面白い、極めて希な雑誌連載。世の中、こういうすっきりしたおじさんばかりだといいなあと、心から思います。

★★★☆(2001.7.25 白犬)


最良の日、最悪の日 人生は五十一から(2)  4-16-356210-9
文藝春秋 1429円


 2000.6.10初版。「週刊文春」連載の「人生は五十一から」単行本第二弾。98年12月31日号から99年12月30日号掲載分。
 ほとんど雑誌掲載時に読んでいるんですが、まとめて読んでもおもしろい。ただ、どうしてもその時点でなにが話題だったのかという補足情報が抜けてしまうので(雑誌なら当然ほかのページでフォローできることが多い)、ちと残念か。でも1年前だからだいたいわかるけど。
 最近の若者文化というか芸能界情報については小林信彦より疎いわたくしなので、アイドルの話されてもわからんのですが、政治的なこと(小渕総理がほいほい法案通していたころだし)から戦時中の話のような部分が興味深く読めました。小林信彦は、ある意味エキセントリックなんだけど、間違っちゃいないですからね。

★★★☆(2000.6.16 黒犬)


人生は五十一から  4-16-355290-1
文藝春秋 1429円


 1999.6.20初版。「週刊文春」連載のエッセイ1年分。年寄りの繰り言くさくはなっているが、この人のは買わなきゃしょうがないからな。
『踊る大捜査線 THE MOVIE』は見たいなと思った。

★★★(1999.9.15 黒犬)


コラムの逆襲 ―エンタテインメント時評 1999〜2002―  4-10-331825-2
新潮社 1600円


「中日新聞」夕刊連載「小林信彦のコラム」1999.1.8〜2002.7.19。『コラムの冒険』『コラムは誘う』の続き。「踊る大捜査線」「ショムニ」から阪妻まで、映画、テレビ、舞台、ラジオまでをも網羅した絶品コラム集。今回は「アリーmyラブ」が取り上げられていることがファンとしては嬉しい。
 いつもながら著者のたゆまざるバイタリティには驚かされる。今年で71歳になるじいさんだということが信じられない。「好き」というだけで、こうも迷わずにいられるものだろうか。

★★★★☆(2003.4.18 白犬)


 2002.12.20 初版。初出「中日新聞」99.1.8〜02.7.19。
 この歳で映画・TV・落語界への目配りは、いつもながら流石です。最新のTVドラマから古いふるい映画まで網羅されており(この本では「アリーmyラブ」がかなり取り上げられている。ま、そういう“季節”だったわけですな)、読者(ワタクシ)の知らない世界の扉を、ほんのちょっとだけ開いて覗かせてくれるようなあんばい。いつの日か、その“往年の名作”をDVDで見る機会が得られるのかどうか、それはわからないけれど。志ん朝さんが亡くなって落ち込んでいるけれども、もうしばらくは生きていてほしい作家です。

★★★☆(2003.6.11 黒犬)


コラムは誘う ―エンタテインメント時評 1995〜98―  4-10-331823-6
新潮社 1600円


 映画を中心に、舞台、TVドラマ、漫才、本、落語などなど、娯楽芸能全般、あっちこっちいろいろコラム(初出は中日新聞)。この人の本は、自動的に買ってしまうし読んでしまうので、カバーが《爆笑問題》であろうとなんであろうとかまわんのですが、個人的には《志ん朝》にしてほしかった。
 ネタとしては「古畑拓三郎」「笑いの大学」等、“俺も見ているもの”、が当然うれしい。あとは古いハリウッド映画の蘊蓄ね。「マペット放送局」のサンドラ・ブロックの回、俺も見た見た。

★★★(1999.5.24 黒犬)


コラムの冒険 ―エンタテインメント時評 1992〜95―  4-10-331820-1
新潮社 1500円


 この人の映画やお笑い芸人などに関するエッセイ・コラムはなにより安心して読むことができるのが嬉しい。で、読むたびに、ああこれも観ていないこれも知らない、と思い知らされるのである。死んでしまった人の芸はもう見るすべはないが、古い映画はいつか観てみたいものだなあと思う。志ん朝の落語も聴きにいきたいなあ。

★★★☆(1996.3.22 黒犬)


テレビの黄金時代  4-16-359020-X
文藝春秋 1857円


 2002.10.15初版。初出「文藝春秋」2001年1月号〜2002年5月号。
 昭和30〜40年代というテレビ最盛期の“語り部”小林信彦によるノンフィクション。あとがきでもわざわざ〈回想記〉ではないと強調されている。
 文句ありません。だって小林信彦がテレビの黄金時代について書いてるんだよ。文句のつけようがない。
 俺の記憶にあるのはせいぜい、「シャボン玉ホリデー」の終わりのほうとか、親に見せてもらえなかった「ゲバゲバ90分」(たまにふすまのすき間から見ることができた。っつうか子供寝かせといて、見てんじゃねえよ親)ぐらいですが。「てなもんや三度笠」なんかは(“あたり前田のクラッカー”は知ってはいるが)、後年のテレビで特集されたときのVTRで見たことしかないんだろうな、きっと。
 しかしまあ当時の番組がほとんど残っていないっていうのは、つまらんねえ。でも残ってないほうがいいんだろうな。見てもがっかりするだけだろうし。

★★★★(2002.11.3 黒犬)


昭和の東京、平成の東京  4-480-81440-X
筑摩書房 1700円


 2002.4.10初版。『私説東京繁盛記』『私説東京放浪記』に続く、東京三部作完結編。
 この本は、ぼくの東京に対する思い入れ、こだわり、悲しみ、やせ我慢、怒り、楽しみ、笑い、その他もろもろの感情を一冊に押し込んだものです――とある。この内容で、よくあるジジイの繰り言になっていないことには毎回ほとほと感心する。
 ジジイの話というものはたいていつまらない。どっかで聞いたような都合のいいことばかりを並べてたててエバる。無視するとスネる。逆に褒めすぎるとヒガむ。面倒くさいので適当に相手をしていると調子に乗って説教に転じたりして、うっとうしいことこの上なし。同じジジイでも、著者のようなちゃんとしたジジイの話をわたしは聞きたい。

★★★★(2002.4.22 白犬)


日本人は笑わない  4-10-115833-9
新潮社/新潮文庫 476円


 1997.11.1初版。小林信彦のエッセイ集。痛快かつ読み応えあり。
 リテレール・ブックス(1)『私の貧乏時代』94.4 「僕はビンボーは向かない」より。

 ぼくは家の中のどろどろした部分を外で口にしない。弟が結核になったり、家を売りとばしたりと、充分に古典的ビンボーを味わったが、それが自分にプラスになるなどとは思ったことはない。『清貧の思想』という本がブームになって、〈ビンボーの方が良い〉的特集が雑誌に多くなったが、良いはずはない。バブル経済や派手な結婚式がイヤなのは同感だが、だからといって、いきなり清貧、というのも極端な発想である。〈清貧〉というのは苦しまぎれ、ゴマメの歯ぎしり的言いぶんであり、そう考えることによって貧乏人が自分をなぐさめているのである。〈思想〉なんてものじゃない。(p99)

 もうひとつ。これはわたしの個人的な話。「小説新潮」91.8 の「仲人・虫明亜呂無の思い出」の中に、以下のような記述がある。

 虫明さんに偏見を抱いたのは、どうみても古風な服装、そして挙動がおかしかったからであった。ふっといなくなり、また現れたりもした。(p161)

 わたしは故虫明亜呂無氏のお嬢さんと、仕事仲間だったことがある。それが実に、上記のような方だったので驚いた。もちろん悪口ではない。すごく懐かしく思ったのである。元気にしておられるだろうか。

★★★(2001.3.22 白犬)


2001年映画の旅 2001:a cinema odyssey ぼくが選んだ20世紀洋画・邦画ベスト200  4-16-356840-9
文藝春秋 1429円


 2000.12.10初版。「週刊文春」掲載の洋画ベスト100、邦画ベスト100に、映画関係のエッセイ(古いのから書き下ろしまで)をあわせた、小林信彦の映画本。
 いやー、古い映画ばっかりでほとんどわかりませんでした。新しい映画ならわかるってわけじゃないけどね。でも例によっての小林エッセイなので、読み物として楽しめる。いつの日か、ネットで古い映画をおとして簡単に視聴するなんてことができるようになればいいなあ(なってもあまり観ないかもしれんが)。

★★★(2001.1.15 黒犬)


 副題で念押ししてある通り、あくまでも「ぼくのベスト200」。洋画は「繰り返し観た映画、またはもう一度観たい映画」を基本に、アニメ、サイレントを除外。邦画は「トーキー以後」で、「名作といわれる伝説の映画でも、ぼくが面白いと思わなかったもの」「外国の映画祭での賞狙いみえみえ」を除外、さらにアニメとドキュメンタリーも除外。というわけで、一作一作「ぼくの説明」付き、マルクス兄弟からクリント・イーストウッド、小林旭からエルヴィス・プレスリーまで、もうすごいです圧巻です。また、映画少年だった頃からの思いが綴られた「極私的クロニクル」も読み応えじゅうぶん。映画好きなら一家に一冊。すごく得したような気分になる本です。

★★★★(2001.1.24 白犬)


天才伝説 横山やすし  4-16-725610-X
文藝春秋/文春文庫 476円


 2001.1.10初版。「週刊文春」97年5月1・8日号〜11月6日号に連載。単行本は98年1月刊。
 もちろん単行本も持っている、はず。でも読んでなかった。なにやってんだか。
 昨年の「渥美清」につづいての小林評伝シリーズ(横山やすしのほうが先だけど)。「渥美清」はインテリっぽくて魅力的な渥美像を見せてくれたけど、「横山」はつらい。破滅型のキャラクターだということはわかっていたけど、これは強烈だわ。自滅するのも当然。相方の西川きよしだって、ちょっとイヤな感じだけどねえ。
 小学生時代には、もう「やすきよ」は存在していたっけか。あまり記憶がないんだけど。でもその何年かあと(もっとあとか?)の漫才ブームのころには、もうデフォルトの「大物」だったし、そうすると全盛期はけっこう短かったんだなあ。いろいろ複雑な気持ちになりました。でも、彼らしい死に方だったわけですね。
 というわけで21世紀最初の読書でありました。

★★★☆(2001.1.14 黒犬)


「週刊文春」連載時からなんとなく読む気がせず、単行本にも手が出ず、文庫になってやっと手が出たのは『おかしな男 渥美清』のおかげ。嫌いだったんです晩年の横山やすし。見るといたたまれない気分になってしまって。その「いたたまれない」理由が実によくわかりました。
「唐獅子株式会社」の試写会の日、銀座のクラブで、煙草嫌いの“やっさん”がビール瓶を持って立ち上がり、あちこちのテーブルの灰皿にビールを注いで回る。

「まずいぞ」
 天尾完次がそわそわし始めた。
「ここはその筋の人間がくる店だ。傷害沙汰になるといかん」(p181)

 席に戻ってきた“やっさん”は、共演者の桑名正博に「便所での介添え」を命じる。

 暴れるのはやすしの勝手だが、こういう上下関係を勝手に作るのは不愉快だった。(p183)
 (中略)
 いつ帰ろうかと、ぼくはきっかけをはかっている。じゃ、と天尾にいおうとした瞬間、やすしが顔をあげ、哀願するように、
「先生……」
 と言った。ぼくは答えない。
「わし、こんなしょむない飲んだくれやけど、怒らんと、堪忍してや」
 ぞっとするよりも、ぼくは胸を衝かれた。
 これだけ酔っていても、この男はぼくを観察していたのだ。(p184)

 引用は人気絶頂の頃のエピソードですが、翌年「TVスクランブル」降板、息子・木村一八の傷害事件、飲酒運転、吉本解雇、そして参院選落選……せつない話です。

★★★★(2001.1.23 白犬)


おかしな男 渥美清  4-10-331824-4
新潮社 1800円


 2000.4.15初版。渥美〈寅さん〉清の、なんというか評伝ですか、著者はポルトレエという言葉をつかっておりますが、とにかく一切の取材をせずに、著者自身の記憶とメモとスクラップによって構成された、「或る〈渥美清〉伝」。
 よみごたえ、あり。こういうのを書かせたら小林信彦の右に出るものはいませんね。まあ寅さんがわかるのも、もしかするとわたしらの世代が最後かもしれないし、寅さんを知らなければつまらない本なのかもしれないけれど、「コメディアン・喜劇俳優」とその裏側(素の渥美清やどろどろした嫉妬うずまく業界内輪話)の対比など、おもしろく読める部分もおおいと思います。
 いきなり「健一郎」「建一郎」の誤植あり(笑)。

★★★★(2000.5.14 黒犬)


結婚恐怖  4-10-331822-8
新潮社 1200円


「結婚が怖いのか? それとも女が怖いのか?」。このお話を読むかぎりでは「女」が怖い。むかしの恋人が怖い、お母さんが怖い、いまの恋人が怖い、実はサイコパスの「第四の女」が怖い。結婚っていったいなに?

★★★(2000.8.21 白犬)


読書中毒 ブックレシピ61  4-16-725609-6
文藝春秋/文春文庫 524円


 2000.5.10初版。本の雑誌社から出た『小説探検』(1993.10)と「週刊文春」連載の『読書日記』のさいごのほう(1996.4.25号〜1997.11.20号)をまとめて、文庫にしたもの。
『小説探検』は読んだような気もするが、もちろん、忘れた。でも再読してもおもしろい。やっぱ、本や映画、演芸の紹介はピカイチですな。しかし、このひとの本、ふるいものはことごとく絶版だもんなあ。やれやれ。そろそろ小説も読みたいんだが。
 誤植発見。いきなりp24で「The」が「Fhe」になってる。たしかに形は似てるかもしれんが。トホホ。

★★★☆(2000.5.24 黒犬)


喜劇人に花束を  4-10-115830-4
新潮社/新潮文庫 480円


 半分再読というか、親本『植木等と藤山寛美』に「伊東四朗」を加えたものなのでありまして、前半は読み飛ばして伊東四朗のところだけちゃんと読みました。小松政夫との共演を見たいぃぃぃ。

★★★☆(1996.3.29 黒犬)

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last updated : 2003/9/3
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